中学生にもわかる!関数ってなに?
中学生にもわかる!関数ってなに?
こんにちは!
今回は数学の中でもちょっとむずかしく感じる人が多い「関数(かんすう)」について、できるだけわかりやすく説明していきます。
■ 関数ってなんだろう?
関数を一言でいうと、
「入力」に対して、「決まったルール」で「出力」が決まるしくみ
のことです。
たとえば、こんなルールを考えてみましょう。
「数を2倍して、3を足す」
このルールで、いくつかの数を使ってみると…
入力(x) | 出力(y) |
---|---|
1 | 2×1+3=5 |
2 | 2×2+3=7 |
5 | 2×5+3=13 |
このように、「**x(入力)**を決めると、**y(出力)**が1つに決まる」しくみ。
これが 関数 です!
■ 数式で書くとこうなる!
さっきのルール「2倍して3を足す」は、数式で書くとこうなります。
y = 2x + 3
- x:自分で決める数(入力)
- y:ルールに従って出てくる数(出力)
この数式が表しているのは、「xを入れると、ルールにしたがってyが決まる」ということなんです。
■ 関数は自動販売機みたいなもの!
関数をイメージしやすくするために、自動販売機にたとえてみましょう。
たとえば、
- 100円入れたらコーラが出てくる
- 120円入れたらオレンジジュースが出てくる
この自販機には、「お金を入れる(入力)→決まったジュースが出る(出力)」というルールがありますよね?
関数も同じで、xを入れると、ルールに従ってyが出てくる。
つまり、自動販売機のように「決まったしくみで動く機械」と考えるとわかりやすいですよ!
■ まとめ
- 関数は「入力」と「出力」の関係を表すもの
- xを決めると、yが1つに決まる
- 数式(たとえば y = 2x + 3)で表す
- 自動販売機にたとえるとイメージしやすい!
「関数ってむずかしそう…」と思っていた人も、ちょっとイメージできたかな?