iPhoneからMacへの画像・動画転送が遅い…その理由と対策を徹底解説!
iPhoneで撮影した高画質な写真や動画を、MacにUSBケーブルで保存しようとしたとき──「あれ?なんでこんなに時間かかるの?」と感じたことはありませんか?
今回は、iPhoneからMacへのデータ転送が遅くなる理由とその対処法を詳しく紹介します。
理由①:HEIF/HEVC形式の自動変換処理が入っている
iPhoneは、写真をHEIC(HEIF)、動画をHEVC(H.265)という圧縮効率の高い形式で保存しています。
しかし、USB接続でMacに転送すると、JPEGやMP4などに自動変換されることがあり、その処理が転送を遅くする原因になります。
✅対処法:
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iPhoneの設定 → 「写真」→ 「MacまたはPCに転送」→ 「元のファイルのまま」に変更
これで余計な変換処理が省け、転送速度が向上します。
理由②:ファイルサイズが大きすぎる
最新のiPhone(特にiPhone 16 Proなど)は、4K・HDR動画や高解像度写真を撮影できます。
このため、1ファイルあたり数百MB〜数GBになることも珍しくありません。
一度に大量のデータを転送すると、当然ながら時間がかかってしまいます。
✅対処法:
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必要な写真・動画だけを小分けにして転送する(特に動画は数本ずつがおすすめ)
理由③:ケーブルやUSBポートの性能が低い
実は、USBケーブルの種類によっても速度は大きく変わります。
安価な非純正ケーブルは、充電はできてもデータ転送速度が遅いことがあります。
✅対処法:
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Apple純正またはMFi認証ケーブルを使う
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USB3.0以上のポートに接続する(Macの種類によってはUSB-Cアダプタを使用)
理由④:iCloudフォトの影響
iCloudフォトを有効にしていると、iPhone内の写真の一部がクラウド上にしか存在しないことがあります。
この場合、転送前にiCloudからのダウンロードが必要となり、その分時間がかかるのです。
✅対処法:
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事前にWi-Fi環境で必要な画像をiPhoneで表示しておく(ローカルにキャッシュされます)
📌転送を快適にするおすすめ方法
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AirDropを使う:数十枚ならUSBより速いケースも。MacとiPhoneが同一Wi-Fiに接続されていればOK。
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イメージキャプチャ(Mac標準アプリ)を使用:写真.appより軽く、安定して転送できます。
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写真.appの自動同期をOFFにする:Mac側で写真アプリが起動すると、スキャン処理で遅くなることがあります。
まとめ
iPhoneからMacへの動画・画像転送が遅いのは、フォーマット変換・大容量ファイル・ケーブル性能・iCloudの影響など、いくつかの要因が絡み合っています。
しかし、設定や方法を少し変えるだけで、驚くほどスムーズに改善されることもあります!
同じような悩みを持つ方は、ぜひ今回の対策を参考にしてみてくださいね。