☢️ 急性放射線障害とは?
大量の放射線を一気に浴びることを「急性放射線障害(きゅうせいほうしゃせんしょうがい)」と言うんだけど、これは本当に危険なんだ。
☢️ 急性放射線障害とは?
これは、短時間に強い放射線を体に受けたときに起こる体の異常のことだよ。
💥浴びた量によって症状が違う!
🌱 1. 100ミリシーベルトくらい(低め)
- 特に目立つ症状は出ないことが多い
- 体の中では細胞にちょっとダメージがあるかも
🤒 2. 500〜1000ミリシーベルト
- 吐き気、だるさ、軽い頭痛など
- 体が「なんか変だな」って感じるレベル
🤢 3. 1000〜2000ミリシーベルト
- 強い吐き気・下痢・疲労感
- 白血球が減って免疫力が下がる(風邪にかかりやすくなる)
- 数週間で体調が回復することもあるけど注意が必要
🚨 4. 2000〜6000ミリシーベルト
- 症状がかなり深刻に
- 高熱、激しい吐き気、脱毛、内臓の働きの低下など
- 放っておくと命に関わることも…
⚠️ 5. 6000ミリシーベルト以上
- 非常に危険。体の細胞がほとんどダメージを受けてしまう
- 内臓出血、昏睡(こんすい:意識がなくなる)、そして死亡することも
🧠 なぜそんな症状が出るの?
放射線は「細胞のDNA」を傷つける力があるんだ。
特に、**体の中でよく分裂している細胞(腸・皮ふ・髪・骨髄など)**が大きなダメージを受けやすいよ。
💡どうすればいい?
普通の生活で急性障害が起きるような放射線を浴びることはまずないよ。
でも、事故やテロなどで大量の放射線にさらされた場合には、すぐに専門の治療が必要。
🛡️ 放射線から身を守る3つの基本
- 時間を短くする(近くにいる時間を減らす)
- 距離を取る(できるだけ離れる)
- 遮る(壁や鉛などで防ぐ)
怖い話ではあるけど、知っておくことで自分や人を守れる知識になるよ!